テーマ「5月を振り返る」
退職が3月末日。4月から無職となって2か月経過しました。
少しペースがつかめてきました。
4月は不安定でした
まず眠れない、本を読んでも中身が入ってこない。
自己肯定感が下がる。フラッシュバックがある。罪悪感、焦燥感。
自粛生活なので温泉、カフェ、蕎麦は我慢。
テレビは、コロナと政権批判ばかり、半沢直樹は延期。
食料の買い出しで外出した日の夜になると、必ず熱っぽい感じになる。
まさか…という不安も。

5月になって少しずつ
思えば、惰性だったテレビから離れ、映画・ドラマを見始めたのが転機でした。
AmazonPrimeですけど、1日2本がルーティンです。また、公立図書館が再開し、昔読んだ小説の再読から活字が目に入ってくるようになりました。
やはり、エンターテインメントは大切です。
新しい生活ルーティン
起床時間は身体にお任せ。
午前中は食欲がなく、そのまま映画・ドラマ時間に。
見ながら昼食を済ませて、眠くなったら昼寝。
夕方は、ZOOMで誰かに会うことも。
夕食を済ませ、本を読んで、就寝時間は身体にお任せ。
一日二食、散歩なし、運動なし、外食なし。
買い出しは、お店が空き始める夜8時以降にしています。
何が変わったのか
攻撃性から離れたことでしょうね。
4月の午前中、各局のワイドショーを見ていました。最初から最後まで見たのは初めてです。
最初は「そういう見方、考え方もあるか」と思っていましたが、徐々に疑問が大きくなり、だんだん嫌になってきました。
例えば、新型コロナウィルスの話題、医療機関の対応、教育・経済活動をどうするか…。知りたいのは「事実」なのです。しかし、TVで流れるのは「意見」です。この「主観的意見」を根拠としてネットニュースが作られています。しかも「意見」の多くは、報道機関や個人が従来から持っている「結論」ありきで構築されたもののように感じます。
もちろん、見せ方、伝え方として二項対立を作ること、批判が必要なのはわかります。それぞれの放送局にも主義・主張があること、ワイドショーはワイドショーに過ぎないこともです。しかし、各局のこうした番組が世論に影響を持ち、特にこの時間に在宅している高齢者を巻き込んでいくならば、これは非常に良くないと感じました。
退職し、社会から離れた人間が、情報から事実以外のものを切り取る、事実だけを抽出するのはかなり難しく、また結論ありきで構築された意見は異なる意見への攻撃性を内在するからです。
4月は、こういうものに飲み込まれていたのですね。
現在の心境
今わかるのは、働いていた時、自分の心が麻痺していたこと。
そうやって自分を守り、会社に行っていたのかもしれませんね。
その麻痺が解かれつつようです。
もし今も働き続けていれば、麻痺したままでしたね。早期退職してよかったです。
今日は、つぶやいてしまいました。長々とすいません。
読んでいただきありがとうございました。