55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

退職生活の準備をスタートする

テーマ「まず退職生活の練習」

 

 40歳を過ぎていましたが、急ぎ早期退職の準備を始めました。

 私の早期退職のイメージは完全リタイア。無職期間を手持ち資金で暮らし、その後、年金受給が加わる…。

 一番不安なのはお金。そこで現役のうちに退職後の生活費で暮らせるようにしようと考えました。しかし現実は、月々の赤字をボーナスで補填する浪費生活。仕事のストレスを食事・旅行・Amazonで晴らすという刹那的な日々。家計簿なんかつけていない。ここがスタートラインでした。

 

1か月の生活費を設定

 何となくですが「16万円」としてみました。

 将来の年金支給額と初任給のイメージ。ただし、この16万円には、「自家用車の経費」(保険、税金、車検、駐車場、ガソリン)、「住居費」(税金、管理費・修繕積立金、将来のリフォームなど)を含むという原則です。

 「生活費16万円」+「国民年金保険料・税金」=「20万円/月」という概算。

 年で240万円ですね。

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家計簿をつけず、1か月16万円生活を実現するには

 財形貯蓄です。

 給与からの「天引き貯金」です。強制的、かつ使いたい時すぐに使えないという安全装置付き(笑)。

 社会人1年目の初任給の日、先輩からお金の大切さを説かれ、勧められるままに「財形貯蓄=天引貯金」を始めました。当時月2万円。4年勤めて退職(転職)する際、利息もついて100万円弱戻ってきました。

 これがヒントでした。

 給与振り込み額を16万円に変更しました。ついでに、給与振り込みの銀行口座を「残高0円」にして背水の陣をひきます。そして残りは全額財形貯蓄口座へ。

 こうして強制的月16万円生活をスタートします。しかし、使った金額は月16万円を大きく超えており、早期退職どころか年金生活も危うい…。ノリではなく、真剣に考えてみました。

 

どこでお金を浪費しているのか

 固定費です。私の場合「通信」「自家用車」「雪国暮らし」が3大コストでした。

①通信

 インターネット回線だけで、自宅、モバイル、i-pad(LTE)を使っていました。

 これらを整理・解約・プロバイダー変更。自宅の固定電話も解約。携帯電話は通話のみのプランに変更。ついでにwowwowも解約。

 

②自家用車

 9年乗ったワゴンから燃費優先のコンパクトカーに買い替え(平均20㎞/ℓに!)。

 購入した店舗はオイル交換、タイヤ交換工賃が無料だったので、某自動車整備系会社のクレジットカードを解約。任意保険はインターネット契約に変更。

 

③雪国暮らしのコスト

 「暖房能力の高い雪国専用エアコン」に買い替え。

 エアコンの省電力性能とエアコン以外の暖房器具が不要になったことで、盛夏・盛冬だと月5000円以上の節約に(電気ヒーターや灯油ストーブが不要になったのです)。

 

④その他

 「節電タップ」を試すと電気代が月2000円下がったのは驚きました。

 特にテレビとウォシュレットの待機電力が大きいみたいです。全体に電気消費量が下がったので、電力プラン契約を変更しました。

 

固定費の見直しで目標達成に近づく

 3大コストに気付き、改善できたことは大きかったです。

 月3~4万円は変わりました。こんなに無駄にしていたのですね。しかし、固定費を見直しても不便は生じません。以前より生活は快適になりました。そして月16万円の達成が見えてきました。

 

(続く)