テーマ「電子申請に必要な事前準備のおさらい」
過日、電子申請した特別定額給付金が、本日振り込まれました。自治体に感謝です。
5/1 申込書類の郵送と電子申請の開始
5/2 早朝に電子申請
5/7 申込書類が郵送で届く ネット上で振込作業開始の告知がある
5/15 電子申請の受領確認はがきが届く
5/18 振り込み完了
電子申請には「事前準備」が必要です。電子申請についての問い合わせは、事前準備についてが大きいようです。というわけで、この件、もう一度おさらいしてみます。
目次
1、電子申請に必要な「もの」
①マイナンバーカード
現在所持していること。
②カードリーダー
現在所有していること。
※カードリーダーがない場合は、スマホで申請が可能。
ただし、申請可能な機種であること。
③マイナンバーカードのパスワード
ログインパスワード(4桁)
電子申請等証明書に必要なパスワード(6桁以上)
④振込先の通帳
申請時、添付ファイルで送る。写真、もしくはスクリーンショットを準備
2、「1」に続き、電子申請に必要な「こと」
①カードリーダーのソフトのダウンロード
カードリーダーは、PCに接続すればすぐ使えるわけではありません。カードリーダーのソフトをダウンロードし、設定を済ませる必要があります。
②マイナポータルのダウンロード
Windowsの場合、ブラウザによって動作が不安定なことが多いです。
私は、マイナポータルの時だけ「GoogleChrome」にしています。そして「クロームウェブストア」から「マイナポータルAP」をダウンロードして使っています。
③マイナポータルの利用者登録
「マイナポータル」を開き、利用者登録を済ませます。
◆「1」「2」の事前準備が出来ていれば、特別定額給付金のネット申請は数分で終わります。つまり、事前準備を済ませている人、マイナンバーカードを利用した電子申請経のがある人は「特別定額給付金の電子申請は便利で早い」という感想を持ちます。
逆に言えば、「これからマイナンバーカードを申請する人」は数カ月、「初めてのマイナンバーカードを利用した電子申請の人」は数時間かかると思ってください。
3、電子申請の現状
①マイナンバーカードをこれから申請する場合
平常でも発行には1か月かかります。
私の暮らす自治体は「3か月」とアナウンスしています。
②カードリーダーをこれから購入する場合
現在、品薄で入手困難です。ネット上では、平常時定価の数倍に高騰しています。
③マイナンバーカードのパスワードを忘れた場合
自治体のマイナンバーカード窓口で再設定することが必要です。
現在、この窓口は混雑しています。
④初めての電子申請の場合
カードリーダーのソフト、マイナポータルのダウンロードは「トライ&エラー」の繰り返しです。時間と気持ちに余裕がある時に、そしてネットが空いている時間に行った方が良いです。
4、郵送の手順は3つ
①郵送された「A4ペーパー」一枚に必要事項を記入
②「①」の用紙に、免許証など身分証明のコピーを貼る
※自宅にコピー機がない場合、コンビニなどのコピー機で可能。10円です。
③返送用封筒に入れて投函
◆郵送の方が簡単なんですね(笑)
5、郵送の方が役所も助かる??
私が電子申請を選んだのは、その方が現場である役所も楽だろうと思ったからです。
郵送だと、送られた申請書の内容をパソコンに打ち込む手間がかかります。私は文字がうまくないので余分な手間をかける可能性も高いです。しかし電子申請なら、この手間が不要になると思いました。しかもペーパーレスです。
ところが、電子申請でもプリントアウトして、目視で確認するとの報道がありました。これでは電子申請する意味がないです(自治体によると思いますが)。
6、最後に
願うことは、本当に困っている人に、少しでも早く届いて欲しいということです。
電子申請については今後改善を望みますが、今はそれより「申請の処理が優先」だと思います。ですから「これを期に電子申請してみようは」おススメしません。電子申請の方が早いと断言することもできません。
◆それでもという方に「カードリーダー、マイナポータルのコツ」を最後に記します。
①接触型カードリーダーの場合
マイナンバーカードは、ICチップ(金色の部分)を上にして差し込む
②マイナポータルが開かない時は、ブラウザを変えてみる
これは、OSやOSのバージョンによることをご理解ください。
私の場合、Edge、explorerではダメで、思い付きでChromeを試みたところ、クロームウェブストアで「マイナポータル」をダウンロードできることを始めて知り、ここから登録にこぎつけました。
ちなみに「G-Gov」の場合はexplorerが安定しています。つまり、電子申請の対象によってブラウザを使い分けると言う、なかなか面倒な作業なんです。