今日のテーマ「インドア派でも大丈夫」
沖縄初体験が、東京からの転勤に伴う移住だった私。
沖縄大好きな人からは羨ましがられましたが、実は私、インドア派なんです。
趣味は読書、音楽鑑賞、旅行、ドライブ、カフェ巡り。お酒がダメで、マリンスポーツなどのアクティビティに興味はない。果たしてこれで、社交生活も含め沖縄生活を楽しめるのかという不安は大きかったです。
しかし、住めば都という言葉以上に、那覇はとても暮らしやすい街でした。
目次
1、東京と同じ暮らしができる
沖縄にあこがれる人にとってはデメリットかもしれませんが、初心者の私にはありがたかったです。特に自炊派の私にとって、東京と同じスーパーがあって同じ食材がそろっていること、某ファミレスでモーニング取りながらノマドしたり、スタバやドトールで読書するなどの生活ルーティンを維持できたことは、精神安定上、とても有効でした。
もちろん、食生活だけでなく衣類・雑貨、家電・PC周辺機材、図書館・コンサートなど、細々したものから文化まで、東京と変わらない有形・無形の充実ぶりは、私の日々を支えてくれました。
2、もちろん沖縄っぽい生活もできる
地元資本系スーパーや地元のお肉屋さん、農家の直販所に行けば、沖縄食材も購入できます。かりゆしウェアも売っていますし、お祭りの見学もできます。地域のイベントが結構多くて、そこで沖縄伝統芸能に触れ、感動したものです。こうしたお祭りの踊り・お芝居・音楽などの芸事は、地域の人々が練習を重ね、伝統を継承しているものなのです。
3、気が付くと、ネットでの買い物が減る
都内だと、新宿・渋谷に出掛けるのが面倒で、Amazonに頼ることが多かったです。翌日届きますしね。しかし、那覇では、職場と住まいの間で買い物が済みます。仕事や趣味で必要な専門的書籍も「丸善・ジュンク堂」で揃います。
Amazonは沖縄だと届くまで時間がかかること、Amazonに頼らなくても仕事帰りに購入できること、那覇は品揃えが良く、しかも店舗で見て買い物できる余裕ができたこともあり、ネットでの買い物が激減しました。段ボールの処理に悩まなくなり、ゴミが減りました。
4、休日のお出かけが増える
お祭りがあれば見に行きました。沖縄は芸能の島なのです。
また、「やんばる」にカフェ巡りにも出かけるようになりました。
名護市、本部町、今帰仁村、国頭村、大宜味村方面には、古き良き沖縄の風景と、良いカフェがたくさんあって、そこで過ごす無為な時間は沖縄生活最高の贅沢でした。

5、空港も港も近い!
旅行好きにとって、空港が近く、アクセスしやすいのはうれしいことです。
ちなみに、我が家は「泊港」が近く、フェリーで久米島、与論島などの離島に出掛けることもありました。那覇空港へのアクセスはモノレール、もしくは車で行って駐車場に置き、そのまま宮古島・石垣島へ飛ぶ。
飛行機で宮古島・石垣島だと、1泊2日でも滞在24時間以上が可能です。それも、良くある旅行初日の早起きは不要で、通常出勤と同じ時間に家を出ればよい。そして土日を離島で過ごして月曜日は普通にお仕事可能、弾丸ツアーは不要なんです。

6、なぜか「泡盛」が飲めるようになった
お酒の飲めない私が「泡盛」を飲めるようになりました。理由は不明です。
きっかけは「久米仙」です。久米島のお酒ですね。これを「ロック」だと飲めたんですね。以後「久米仙のロック」で飲み会のひとときを過ごすようになりました。
というわけです。
沖縄は多文化共生社会です。沖縄以前の暮らしを再現することも沖縄で新しい暮らしを始めることも、アウトドアを楽しむこともインドアに過ごすことも、全て可能です。そして、多文化共生の根源にある「寛容さ」「おおらかさ」「優しさ」が沖縄には存在します。那覇の暮らしやすさは、ここにあるのではないかと思っています。