55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

越後湯沢に住みたかったのですが…

                                                  越後湯沢・駒子の湯

 

 早期退職後の移住先として、松本を選んだ理由と越後湯沢を諦めた理由…というコメントをいただきました。

 

 湯沢は早期退職後の移住先候補の筆頭でした。

 越後湯沢の温泉は、私にとても合うのです。特に「高半旅館」の温泉はベスト。

 東京まで高速・新幹線を使えばすぐ、湯沢町内にスーパーもガソリンスタンドもある、少し足を伸ばして六日町・南魚沼まで行けば大型店舗もある…というわけで生活利便性も高いです。

 物件価格も安く初期投資額も抑えられますし、景色も美しいです。

 そんな越後湯沢を諦めた要因は4つです。

 

 ①移住先で老後生活を送ることを想定していました。

 具体的には「自家用車なしで暮らせること」です。越後湯沢でそれは難しいですね。

 車無しでも生活できそうな物件は、越後湯沢駅周辺に限定されます。ただ、駅周辺物件にはあまり好みの物件はなかったです。価格的にもお高めですね。

 

 ②移住先から老人ホームなどの施設にさらに移る可能性

 健康状況によっては、湯沢・マンションではない場所での生活が必要になる可能性があります。施設に入るとかですね。その時、マンションを売却できるか…という不安はありました。早期退職時点では「賃貸暮らし」でして、そこから2回不動産を購入するほどの余裕はなかったです。

 

 ③冬の経費

 東北で10年ほど暮らしましたから、タイヤを履き替える生活・雪道運転は慣れています。越後湯沢は道路の融雪設備は結構しっかりしています。とはいえ、雪道運転は神経を使います。事故のリスクは常にありますし、その中で町内や六日町まで買出し…というのはしんどいなと思いました。

 また、タイヤ経費(保管経費も含む)、暖房経費、防寒具など「寒い地域の冬の経費」は馬鹿になりません。湯沢は雪が多いだけでなく「冬の期間が長い」です。それだけ経費がかさむということですね。

 

 ④リフォームをどうするか

 湯沢の物件はそれなりに年数が経過しています。建物は立派で頑丈ですが、部屋はそこそこ経年劣化が進んでいます。入居時にリフォームをした方が長く暮らすには快適と感じました。壁紙を張り替える、IT調理器に入れ替える、窓の断熱などですね。

 ただ、地元のリフォーム会社は高いそうです(不動産屋さん曰く)。いわゆるリゾート料金なので、リフォームするなら東京から業者を呼んだ方がよいとのことでした。当時の私にそういう業者のあてはなく、不動産屋さんも紹介はできないとのことでした。

 

 好きな越後湯沢で暮らせる、不動産購入費用が安いという魅力は捨てがたいのです。

 ただし、10~20年後の暮らしを考えた時、また日々の生活費を考えた時、リスクとコストが高いと考えました。

 リスクとコストの低い場所を優先した方がよいだろうと考え、「自家用車なしで暮らせる地方都市」という条件を最優先としました。

 この段階で、軽井沢も諦めました。

 候補として、冬のコストがかからない西日本・瀬戸内周辺の地方都市も考えましたが、災害リスクを考えました。現地で東日本大震災を経験したので災害リスクも低い方が個人的によかったのです。

 

 というわけで、湯沢の魅力は捨てがたいのですが、意外と経費がかかるような気がしました。最有力候補だったタワーマンションWi-Fiが届かず(当時)という弱点も気になりました。

 ただ、これはあくまで私の個人の生活スタイルや財政状況とマッチしなかったというだけです。

 湯沢でよい物件と出会い、自然の中で暮らす夢が実現することを祈っています。

         (次回、松本を選んで理由を書きます)

日々雑感(円高・株安による資産減は??)

                                       雪の松本

 

 円高と株安が同時進行しています。

 株はブラックマンデー以来の下げ幅で、円は四カ月半前の水準だとか。

 というわけで、資産状況を確認してみました。

 早期退職後に投資を始めて、初めての暴落です。

 

 結論から言えば、昨年10~11月頃の状況に戻りました。

 資産減が止まった頃ですね。

 今年の初めよりは減っていますが、4年前の松本移住時(つまりマンション購入時)よりは多い状況で維持できています。投資で儲けた分はそこそこ消えました。しかし資産元本の目減りはなく、明日の暮らし、老後の暮らしが見えなくなるというレベルではないです。

 

 やはり昨今の円安・株高が異常で、そこで増えていた分が「幻だった」ということですかね。

 元本が守られているのは、「円安時に利確していた(為替)」「配当金目当ての株しか購入していない」「小額の積立にシフトしている(為替・株)」ということなのでしょうか。

 ちなみに銀行金利・ポイント活動・配当金による収入は変化なし。

 配当金目的の株を手放す気もなし。

 

 というのが、投資初心者の弁。

 機械的に積み立てを継続するだけ×ローリスク・ローリターンの場合は、こういう風になるんだということを学んだ感じ。

 ま、結局一番儲かるのは「お仕事」なわけで、こちらを頑張ります。

 やった分だけ返ってくるのはお仕事なんですね…というのが本日のオチ。

 というわけで、今日も原稿書き頑張ります。

7月の水道光熱費(2024.07)

                                         女鳥羽川(向こう岸は縄手通り)

 

7月の水道光熱費

 ①水道 2,210円(7㎥) 今月は上水道   昨年同月2,140円

 ②ガス 1,268円(3㎥)          昨年同月1,230円 

 ③電気 5,695円(162,10kWh)        昨年同月5,161円 

  合計 9,173円               昨年同月8,531円

 

 史上最高に暑かった7月だったそうですが、費用はこんな感じ。

 昨年同月比で、水道・ガスの使用量は変わっていません。

 使用料が増えているのは「値上げ」です。

 

 電気は約500円増えていますが、これは「使用量増+値上げ」です。

 そう考えると、7月は本当に暑かったのですが、水道光熱費がそれによって大きく上がったわけではないが結論です。

 エアコンを使った日の電気代は200~300円ですから、昨年より1~2日エアコンを使う日が多かっただけなんですね。

 暑さの実感と電気代とはあまり結びつかなかったです。

 

 先日、20年ほど前の松本市の気温を調べてみました。

 7~8月(62日)で、最高気温が30℃を越えたのは2日しかないんです。

 その2日の最高気温は31℃。

 松本の31℃は扇風機で過ごせます。エアコンなしでも暮らせる街だったんですね。

 私が20年前に松本で暮らしていれば、夏の電気代は2,000円くらいだったはず、ということは、通年で2,000円台で済んだでしょう。

 冬は暖房×灯油代がプラスになるだけ。この頃の灯油は80円/ℓくらいですね。

 

 とまぁ昔を懐かしんでも仕方がないので、節約を継続しながら今月も暮らします。

日々雑感(誕生月)

               迷ったら油淋鶏派です

 

 8月ですね。

 今日の松本は晴天、上高地も晴天。

 暑いですが湿気は下がり、私が知っている快適な松本の夏に戻ったようです。

 

 今月は誕生月でして、いよいよ60歳になります。

 実感はないです。

 私が知っている還暦の方はもっと落ち着きと貫禄があり、人生を何周していろいろなことを受け容れた思考と感性の深さがありました。

 …反省します。

 

 早期退職前の想定では、60歳から年金受給の予定でした。そうでないと日々の暮らしがなりたたない可能性が高かったのです。

 今は、65歳まで大丈夫と考えています(と書いていると株は下がり、円高に動きましたが…)。お仕事をいただけるようなら、そこまでは続けようかという感じです。

 

 今朝から「お誕生日クーポン」がたくさん届きます。

 3,000円以上の買い物で300円割引…というのはどうなんでしょうね。

 今の暮らしでは、300円の割引のために3,000円以上買うものはないですね。

 

 今朝データが届き、今月は今日からお盆明けまでがお仕事期間です。

 9月の案件もさきほど決まりましたが、それは9月中旬以降。

 

 誕生日は北海道で過ごしたいなと、それをお仕事のモチベーションにして頑張ろうと思います。

 というわけで、50代最後ですがとくに力まず、淡々と過ごそうと思う今日この頃なのでした。

転職・退職・早期退職生活にもお金はかかる

 

 平成元年に社会人(民間)になりました。

 いわゆるバブル組です。そのことを揶揄されることも多かったです。

 ただ、私は平成5年に公務員に転職しました。

 中途採用枠ではないです。転職ですが、大学生と同じ試験を受けています。

 バブル組ですねと揶揄されても笑って流すようにはしていましたが、時々悪意が過ぎる場合は、いや崩壊後の採用ですが…と真顔で返していました。

 

 公務員生活は25年で終わったのですが、50代の早期退職は珍しくない職業です。

 実は「世代交代・新陳代謝」が割と進みやすい職場なんですね。

 で、50代前半で公務員を辞める時、これで一つ席が空いた。高い能力を持った若手が働きやすくなることに微力でも役に立てたという、そういう気持ちがありました。

 

 一方で、早期退職後の生活の維持ってのは結構不安でした。

 私の場合は早期退職資金を貯めていたからよかったのですが、公務員から民間に転職した段階でこういう状況でした。

 ・賃貸生活

 ・家族の介護

 ・非正規雇用

 

 今の政府方針は「長く働き続けること」です。

 それはそれで良いのですが、世代交代が進みにくくなるという大きなデメリットがあります。転職・退職にもお金がかかるんですね。

 あと、私が65歳から年金受給した場合、額面16万円(手取りで12万円)くらいです。現在保有している自家用車を手放せば、この範囲内で生活可能です。

 ただ、年金だけで暮らすには「自宅の購入・リフォーム・移住」などの先行投資が必要ですし、年金受給までの暮らしをどうするかという問題もあります。

 この点を解決しないと年金暮らしができないのも事実。

 

 世代交代しろと言われる前に身を引けたのはよかったのですが、社会的に世代交代を進めるにはいろいろ難しいなと思う今日この頃。

 できることは、早期退職生活を私が楽しむことかもしれません。

 現在は早期退職してよかったと思える心境です。経済的不安は大きかったのですが、その不安も解決に向かっています。

 という今日は少し前向きな心境。

 7月が終わりますね。明日からお仕事週間に入ります。

日々雑感(心穏やかに)

                                           長崎県外海町の風景

 

 昨日、日没ころ散歩に出ました。

 かなり涼しいですね。

 それでもエアコンかけないと眠れないですが、目覚めるとエアコンを止め、窓を開けて風を通せるようになりました。ちなみに今の気温は24℃です。

 

 そういえば、オリンピックやっているんですね。

 TVを見ない生活に慣れると世事に疎くなります。というか、関心がなくなってくることを感じます。と言って新聞を読むわけでもなく、ネットからも今は少し距離を置いています。

 なんか…ネットの世界荒れ気味のようですね。

 不正が許せないはわかります。

 失敗や過ちが許せないというのも(状況・内容・程度によりますが)わからなくはないです。

 自分と意見が異なることが許せないというのは、ちょっと…ですね。

 自分と意見が異なる場合ですが、反対のための反対だったり、感情的な理由で異なる意見を意図的にぶつけてくる場合は、あんまり相手にしたくない…ですね。

 

 ま、公務員の言うことなんか聞かないぞ…とおっしゃる方も散々見てきました。お前の言うことなんか聞かないぞ…という主張で自分に有利な条件を引き出そうとする、交渉を有利に進めようとするんですね。

 そういう時、「そうですか残念です」と返すとこちらが怒られた時代もありました。

 ただ、いつ頃からか「要望されることは、私たちには実現することができません。申し訳ありません」とお伝えできるようになりました。要望に無理がある場合ですね。

 

 そういう一方的な要求、通れば儲けものだからとりあえず言ってみよう、相手を試してみようという言動への適切な対応は、世論も認めてきているような気がします。

 もちろん、こちらが相手を怒らせる場合もあります。それは重ねて謝罪になります。一方相手が最初から戦闘モードだとしんどいですね。そういう人の多くは誤った情報を先入観として信じている、あるいは無理難題・ルールを逸脱することという自覚がありながら無知を装ってくると言うなかなか悪質なところがあって、そのあたりをさばいていくには経験・慣れが必要なことも多いです。

 とはいえ、そういう人の存在は「働き方改革の阻害要因」でもあるわけで、無理なものは無理ということを謝罪のレトリックで伝えるという、そういうことになります。

 

 ネットから距離を置くことで、誤った認識に基づく批判、個人の感情・価値観では受け入れられない他者の意見への攻撃から遠ざかっておこうと思います。

 

 今日も一日、心穏やかにと思います。

日々雑感(熱中症アラートの日々)

                8年前の今頃、尾道因島への出張でした

 

 昨日も?朝から熱中症アラートが出ました。

 とにかく日差しが強く散歩もサボり気味で、昨日はエアコンをかけた部屋にずっといました。

 しかし、昨日、古い知人が東京から松本にやってきたのですが…そのメールには、「松本駅に降りたとたん、風が涼しくてもう東京に戻りたくない」とありました。

 

 松本に移住して4年ですが、一番暑いというか、暑さが応える夏です。

 それでも、東京より涼しいのか…。

 

 8月はお盆明けまでお仕事期間です。

 そこまでは電気代よりエアコン優先で過ごそうかと思います。

 幸いと言うか、冬のための断熱リフォームは夏の冷房にも有効で、外からの暖気の遮断・冷気の保存効率が高まりました。なかなか快適なんです。

 

 ただ、やはり冷房の中にいる×身体が冷えるというわけで、外食で欲するのはラーメンとかカレーですね。冷やし中華のオーダーにはならない。

 これは、沖縄時代に体調を崩した「暖かい地域で暮らす×常に冷房の中にいる=身体が冷える」という悪循環の予防ですね。

 沖縄では年中冷房とアイスコーヒーでした。暖かいものが食べたいと思っても、そもそもそんなに暖かい食べ物ってないですし、気温・気分的に「鍋」って地域でもない。クリスマスでも半袖で過ごせます。温泉とかサウナは当時はあんまりなくて、あってもおしゃれなリゾートホテルのスパだったりするのであんまり気軽にいけない。

 

 というわけで、身体を冷やして後半2年は身体が重かったです。

 ちなみに、今日の最高気温予想は37℃…。

 

 散歩は夕方か日没後に。