55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

アクセス状況の変化

 おかげさまで、今月も1万アクセスを達成しています。

 皆様に感謝しております。本当にありがとうございます。

 

アクセス元のトップがGoogleになる

 今までは、「にほんブログ村」がアクセス元の中心でした。

 アクセスの50%以上が「にほんブログ村」経由で、ここに登録してから、アクセス数が1万人をコンスタントにこえるようになりました。

 ところが、今月は、Googleがアクセスの半分を超えています。

 

アクセスが多い記事のベスト3

 ①早期退職系の記事

 ②越後湯沢のリゾートマンションの記事

 ③沖縄移住の記事

 特に、早期退職系の記事の「伸び」が目立ちます。

 書いた本人が言うことではないのですが、みなさん大丈夫ですか??

 

「コロナ×オリンピック」で世の中が変わりつつありますが

 「コロナ×オリンピック」で、退職や転職を考える人が増えたのでしょうか。

 特に、オリンピックに関わっている人は、公務・民間関係なく「これが終わったら」と思うような状況であると感じます。

 コロナの感染状況や自治体の対応から、都会を離れての「二拠点生活・移住」に踏み切る人も微増していると聞いています。

 

オリンピック終了後どうなるか?

 現在の政権は、日本が本来進むべき方向を理解していると感じることはできません(あるいは、わかっていても各種しがらみがあってどうにもならないのかもしれません)。五輪後、国際評価が下がり、政府・官庁は人事で人材を失い、コロナの終息は見えない中、株価・不動産価格がどうなるかは、不透明です。

 そう考えると、特に、早期退職後に「移住×不動産購入」を考えている方は、少し推移を見た方がよいような気がします。オリンピック終了後1年位は、だらだら働きながら早期退職準備を微調整した方が、無難と感じます。

 不動産価格については、急上昇中の地域と変化のない地域とに二分化しています。

 物価や株・円の動きも同様ですが、国際社会の評価は下落すると思うので、全体的にはあまりよい方向にはならないようが気がします。ただし、この期間中に「世の中をよすくするために努力している企業」とそうでない企業がはっきり見えてしまいました。

 やっぱり「科学力×モノづくり×教育」という日本の原点に戻ることが、大事なんですね。そういう企業と人とに少し投資しようと思う今日この頃です。

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日本は観光で発展できるのか??

 いつからか、日本は「サブカルチャー」と「観光」がメインになりました。

 coolJapanですね。

 

観光って儲かるのか??

 昨日書きましたが、旅行代理店を手数料収入だけで考えれば、そんなに儲からないです。薄利多売の象徴。

 では、宿泊施設はというと、これは経営センスがないと難しい。かんぽの宿の壊滅的状況を見ていただければわかる通り。

 ホテルは「清掃×クリーニング」「食事×サービス」「ネット×TV」など、さまざまな必要経費が掛かる上、それぞれの分野の人材×人件費も必要です。地域に雇用をもたらすと言われますが、その恩恵を受けることができる人はそんなに多くない。

 

オリンピックにあたってやろうしたのは?

 海外のトップセレブが利用するホテルの準備。

 2~4週間滞在し、滞在中に買い物・食事などなどで1億円くらい使うような人々ですね。料金は、最低でも1泊200万円くらい。

 そういう世界の人々にふさわしいホテルが国内には不足しているんです。で、そういう宿があれば、そういう人が来日する。でも期待しているのは、そういう人たちの爆買いではありません。来日してもらい、日本が誇る未来を創造するビジネス・文化研究・科学技術に「投資」してもらうこと。

 ところで、世界の投資家が目をつけるような日本のビジネス・文化・科学技術は、オリンピックで示されていますかね??

 

観光による町作りは流行っていますが

 教育の場で「観光」を扱う際は、観光資源の見直しからスタートします。

 地元の魅力を歴史・産業・生活などから再構築するんですね。最近は、スーパー×コンビニなど東京資本が全国展開されています。その前の時代の暮らしと、その知恵を再現するところから。

 そして、「観光ビジネス」は、顧客が認める「価値」が金額になることに気付いてもらいます。その価値は「自然の美しさ・美味しさ・癒し」の提供。ところが、観光化が進むと「自然」が減少します。間違った観光依存で、地域の魅力が破壊されるのです。

 今、日本各地で、この問題が起きています。

 

観光は「ソフトパワー

 「ソフトパワー」「ハードパワー」という用語があります。

 アメリカのソフトパワーは「ハリウッド映画」。民主主義や正義の概念を世界に広報しています。これがアメリカのハードパワーである「軍事力」と重なり「世界の警察」というイメージが確立します。

 coolJapanは「ソフトパワー戦略」です。サブカルと観光ですから(笑)。

 であれば。それを支える「科学・文化・教育」に資本投下し、「技術×教養×世界の問題解決」で先頭を走る必要があります。観光は「儲け・利益」になるまで、時間とお金の投資が必要なんですけどね…。

 

観光依存は危険

 人口減少が続くちいさな町に、都会のような大きなホテルが出来ても、地域と自然とに魅力がなければ「観光」は続かない。

 そもそも儲からない業種で、儲かるまで発展するのは、経営センスという人的資源と、価値を産み出す観光資源とが必要。誰にでもできるもの、やれば儲かるものではないんです。

 そういうことを異動して来た公務員が言うと、それはそれは大騒ぎになるので黙っていましたが…。そろそろきちんと考えていただかないと、日本の未来に禍根を残すのでは…と思う今日この頃です。

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手数料ビジネスの限界

 クレジット決済に加え、電子マネーへの移行を進めています。

 おかげで、振込などの手数料が減ってきました。

 

旅行代理店の「手数料」は意外と少ない

 世間では「中抜き」とも言われていますが、正確には「手数料」。

 旅行や帰省の時、旅行代理店に依頼しますか、それとも「自力×ネット」で進めますか? 

 「自力×ネット」の方が安いことも多いです。宿泊も「宿のHP」が安いことも増えてきました。要するに、代理店の「手数料」が掛からない分安いってこと。

 公立学校の修学旅行では、数社に見積もりを依頼します。公務員時代、これを比較・分析していました。修学旅行は1人あたりの上限金額が決まっています。総額の制限の中で、どうやって利益を生み出しているか、その苦労がよくわかりました。

 

イベント・広告の「手数料」は

 大学時代、イベント会社のアルバイトをしつつ、サークルのマネジャーもしていました。その経験で知ったのは「5:5」ということ。

 企業「50万円」→代理店「25万円(手数料)」→現場「25万円(ギャラ)」です。

 このカラクリを知り、サークルマネジャーになってからは、強気の交渉をしました(笑)。ギャラが上がらないなら、交通費・運搬費などの諸経費をがっちり請求。弱い代理店は自分の手数料を削って諸経費を出します。強い代理店は、現場の諸経費を企業に負担させます。

 

165億円のうち「手数料」はいくらか??

 町おこしを担当していると、俗に言うブローカーと出会ってしまうことがあります。

 ○○さんを紹介するとか、講演会をしましょうとか、事例を教えましょうとか、とても親切です。ただ、無料ではありません。しっかり「手数料」を確保しています。

 ブローカーを挟むと、経費が倍違います(笑)。というわけで、私自身が町づくりを学び、その過程の中で人脈を作り、適性な金額をはじき出し、税金が変な方向に流れないようにします。

 要するに、代理店を挟まず、主導権と予算を握ったままの直接取引で進めることが肝心。つまり、良い随意契約は、競争入札の半分の予算で質の高いお仕事が可能になります。もちろん、担当者は大変ですが、公務員が代理店やブローカー以上の専門性と人脈を持つことで、公金の公共性を守ることができるのです。

 さて、開会式が終わりました。

 演者やスタッフの多くは、オリンピック委員会の「直轄」ではなく、代理店を挟んでいるようです。まず、現場スタッフに、適性な金額が支払われていることを祈ります。

 あとは、公金を支出する運営側が、予算を適正に見極め・執行を行っているかですね。代理店の言いなりだったり、グルになって私腹を肥やすのは、違法行為ですから。

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シェアサイクルの利用登録(松本暮らし)

 各地にできはじめたシェアサイクル。

 松本市もあります。

 

仙台・東京では自転車通勤もしました

 通勤距離は6キロ程度でした。

 仙台時代、車を持っていましたが、できるだけ自転車で通うようにしていました。

 東京では車を持っていません。電車で4駅でしたが、こちらも自転車通勤が中心。

 当時の通勤手当は、距離換算。自家用車でも自転車でも、1キロにつき○○円という規定があり、その月額で貰っていました。

 もちろん、通勤手当を「電車通勤=定期代」で申請し、自転車で通った場合は違法。

 

松本暮らしにあたって

 自転車を購入するかどうか、ちょっと迷いました。

 2万円くらいでママチャリを購入しても、2年位でへたってくるのですね。

 原因は、やはり「屋外駐輪」。マンションの駐輪場も屋外。エレベーターに載せて部屋までもって来ることもできますが、それはそれで、なかなか面倒。

 幸い、松本市はそんなに広くない(すいません)。自宅から松本城は1キロくらい。松本駅は、縄手通り商店街を散歩しつつ20分。

 となると、自転車は所有しなくても…と思います。

 

松本市にはシェアサイクルがある

www.city.matsumoto.nagano.jp

 会員登録をして、アプリをi-padなどの落とせばOK。

 15分70円、12時間1000円、1か月1000円で毎日30分乗り放題などのプランがあります。観光で松本訪問された方は、24時間1000円(現金でチケット購入)がオススメ。

 松本駅前も含めて26か所にレンタル・返却場所があります。

 早速試してみました。ちなみに自転車はすべて電動。

 自宅からだと、近所のイオンにステーションがあるので、ここで借りて松本駅のステーションで返却できます。時間的には15分以内なので70円。

 駅前の丸善で本を受け取り、駅で自転車を借り、途中でパンを購入してイオンで返却。これも70円。つまり、往復140円。安い!

 

というわけで自転車の購入はやめました

 松本では、いつでも電動自転車を借りることができます。

 例えば、松本駅から始発で東京に出る時、電動自転車で駅まで行けます。天気のいい日に、市内をぐるっと一周することもできます。ステーションがイオンにあるので、そのまま買い物して帰宅もできます。

 社会資源は、使う人がいないとすぐに廃止論がでます。

 これから、どんどん使って貢献しようと思います。

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キャンセルカルチャーという言葉

 キャンセルカルチャーという言葉を初めて知ったのは、正確な記憶はないのですが、2011年以降のことです。

 ハラスメント、ポリティカルコレクトなど、近年はさまざまな概念が言語化されています。とてもありがたいことで、社会課題を明確にしやすいです。これを、正しく理解すれば、個人が守られ、社会がよくなると感じています。

 

新しい概念は「誤解」されやすい

 新しい概念は、古い概念と混同されたまま理解されてしまいがち。

 また、今までの概念を否定する部分もありますので、ここで反論がきます。

 例えば「いじめ」

 加害者(加害者の保護者)は、被害者の責任や教師の過失を訴えることが多いです。そこにあるのは「悪を相対化することで、原因は加害者にはないという自己正当化」の手法ですね。

 あるいは「加害者」を徹底的にやっつけろという世論。個人情報が暴かれ、特定され、炎上するパターンですね。

 

新しい概念が誤解されると「排除の理論」が暴走する

 人間の思考・マスコミの報道は「善悪の二分法」になりがち。

 この「単純すぎる思考」は、「排除の理論」に進みます。つまり「悪」を、世の中から排除していくことで問題を解決しようとする発想です。

 その時、排除される側は、本当に「悪」なのか…ということが重要です。

 二分法で示される「悪」は、善に対する「相対的な悪」に過ぎません(もちろん、世の中には絶対悪と言えるものがありますが、ここではちょっと横に置きます)。

 「捏造された善」が根拠だったら…。あるいは、一次資料を確認することなく、報道や噂で示された二分法の図式が根拠だったら…。こうした根拠から「悪~排除」が進むのは、好ましいことではありません。

 

キャンセルカルチャーは「公的」な部分で発生しやすい

 公共性の高いお仕事、交渉、イベントには「守るべきマナー」「触れてはいけないタブー」があります。オリンピックは、このレベルの最高峰の一つでしょう。

 つまり、キャンセルカルチャーは、公的な場面で発生しやすいのです。罪を犯し、世間から追放されても、本人の努力によっては小さなライブハウスで活動を再開できることもある。ただ、そういう人を再び公的な舞台に招くことは、その人から名誉を奪い、再起不能にすることがある。それもキャンセルカルチャー。だから、招く側の責任も重いのです。

 

オリンピックに関わることで名誉を失った人、不幸になった人

 その多くは「招かれた側」「クリエイター」です。

 「招いた側」「発注元」には、何の動きもありません。

 もし、キャンセルカルチャーが、このような形で日本に定着するならば、今後、公的な仕事に関わる人はいなくなるでしょう。

 クリエイターは舞台を世界に移し、日本のためにその才能を提供することはなくなると思います。志を持って政治家や官僚をつとめる人、公務員や教員も減るでしょう。

 結果として、近年の自民党が目指す「民間活力」が高まると思います(笑)。

 優秀な人材は世界と民間を目指し、日本には背を向けて暮らし始めます。そういう動きは、すでに始まっています(笑)。

 このオリンピックが「終わりの始まりなのか」「新しい時代への転換なのか」。

 もちろん、後者であることを祈るのみです。

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東京オリンピック開会式の日に

 高校から大学生活を送ったのは、昭和50年代後半から昭和60年代。

 下北沢に本多劇場スズナリが立ち上がり、渋谷にはジャンジャン、Parco劇場があり、新宿には紀伊国屋劇場がありました。

 

学校帰りに、新宿・渋谷・下北沢に寄る

 紀伊国屋では「つかこうへい」「井上ひさし」、ジャンジャンでは「高橋竹山」「淡谷のり子」、下北沢では「唐十郎」「夢の遊民者」「東京乾電池」「東京ボードビルショー」「第三舞台」などが活動していました。

 当時は1,000円~2,000円で見れたのです。

 

「舞台」の魅力

 こうした劇場に立つことは「成功」を意味してはいました。

 しかし、世間的には無名で貧しいアンダーグランドの世界です。

 テレビに出るのは「魂を売ること」という価値観がまだあって(笑)、映画に参加するのがギリギリのライン。テレビに出るのは「舞台のための出稼ぎ」というのが暗黙の了解。

 ネットも携帯もない時代、「野田秀樹ってスゲーぞ」という噂、口コミだけが情報で、しかし、その舞台の内容が語られることはありませんでした。

 

演者と観客との共犯関係

 当時、舞台の映像化はあり得ません。

 舞台は、その場にいた人間(演者と観客)だけが知る、その場限りのものでした。

 そこは「非日常」、「本音と狂気」の世界、「タブーなき聖域」、「封建的倫理・同調圧力・常識」から解放された「創造の場」。

 「その場限り」だからできること…それが舞台。だから、舞台の内容は決して語られることはない。せいぜい、スゴイ、感動という陳腐な語彙くらい。

 さらに言えば、舞台を見たことを隠すこともありますし、不用意に人にしゃべらないことも何となく意識していました。共犯関係ってそういうことですね。

 

大衆のための芸術、理解者のための芸術

 どちらも本物なんですけどね(笑) 

 ただ、理解者を前提とした作品は、それ以外の人には否定されます。

 それがわかっているから、公の仕事には関わらない。

 貧乏でも好きなことをやりたい。貧乏だから好きなことができる。

 若き日に、渋谷・下北沢で舞台の世界に触れ、そんな価値観を持ってしまったことが、早期退職を求め、東京を離れる人生の根っこにあったのかもしれません。

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最近の断捨離

 松本も、最高気温35度の日が続きます。

 明け方も、25度までしか下がらず、いよいよエアコン、フル稼働です。

 

断捨離したのは…

 髪です!

 思い切って「坊主」にしました。

 身も心も「出家」した気分です。

 

メリット

 ①掃除が楽

  室内や水回りの汚れの多くは「髪」です。

  当然ながら、これが減りました。衛生も向上ですね。

 ②節水・節約

  シャワーの時間が短くなりました(笑)

  シャンプーとかも不要になるので、節約にもなっています。

 ③運転が楽(笑)

  散歩では被る帽子も、運転中の車内では脱ぎます。

  つまり、ドライバーは「坊主×サングラス」。

  周囲との車間距離が長くなり、煽られることもなくなったような…。

 

しばらくは誰に会う予定もない 

 サラリーマン時代、坊主にはできなかったですね。

 本人は良くても、周囲が困ることもありますから。

 また、「悪いことしたらしい」「実家がお寺らしい」など、根拠のない噂が飛び交い、風評被害を生じる可能性もあります。

 でも、今は個人でお仕事×リモートワークなので、問題ないです。

 

今後は?

「快適×楽な暮らし」の実現に、髪は結構邪魔でした。

 髪も「断捨離」できるのですね(笑)

 で、このまま放置して、寒くなる頃には長くなっているという予定です。

 冬は、髪があった方がいいですから。

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