55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

日々雑感

                                         曇天の白馬村の桜

 

 朝から白馬のスタバにこもって原稿作成と読書の一日でした。

 松本市街地はもう葉桜6分ですが、小川村から白馬にかけては今週末あたりが満開のようです。

 

 西日本で地震がありました。お見舞い申し上げます。

 長野県内を震源とする地震もありまして、松本は震度1と公表されています。ただ、私は揺れを感じませんでした。震度1~2あたりだと、自宅の地盤の強弱によって体感が異なるというのが個人的な経験則です。

 昔人の知恵には従うべしというのも個人的な経験則で、やはり安いには理由があるということ。安曇野エリアには、北アルプスを一望できる高台(傾斜地)があります。土地を買って家を建てて移住と考えている方なら一度は検討する場所。平地より価格も安い…。

 ただ、地元の不動産屋さんは勧めないそうです、はい。

 

 それにしても、地震震源近くに常に原発があるのは何とかならないんですかね。

 そういう場所は安かったはずなので…なんだかなです。

 

 さて、前日比でプラスが続いていた株も、マイナスが続くようになってきました。一方で外貨は上昇続き。その為替手数料が返ってくるとのメールが来ました。

 1ドルあたり3銭、1ユーロあたり8銭とか。

 月100円くらいと思いますが、返ってくるのはうれしい。

 資産状況は「前月同日比で減少」「今年1月同日時比で増加」。

 減少要因は株価の下落。増加要因は外貨上昇とお仕事の稼ぎ増。

 

 今日の結論は、原稿頑張れですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

  

セカンドライフの実感(早期退職5年目の心境)

 

 旅行週間を経て日常が戻ってきました。

 松本に戻ると、ちょうど桜が満開で、野菜の値段がちょっと高く、ガソリンは180円/ℓでした。西日本・九州では160円、岐阜・名古屋で165円でしたから「高っ!」と叫びそうになります。

 九州の唐揚げとか、越後湯沢の白米という夢のような食生活も、「エノキ・もやし・豆腐と玄米」に戻りました。白米でかなり体重が増えたようです…と書くと白米が悪いようですが、悪いのは調子に乗って食べ過ぎた私。

 

 早期退職生活も5年目に入り、セカンドライフという実感も湧いてきました。

 そのココロは「取り残されるのではないかという焦り・不安」がなくなってきたことです。現役を離れたわけですから「取り残されて当たり前」なんです。

 早期退職した頃は、現役時代に身に付けた知識やスキルを維持したい・錆びつかせたくないという思いが結構強かったです。でもそれは無理。ここ数年の「社会の進化」は結構劇的なものですから、部屋にこもっている私がついていくことなんか絶対無理。

 であれば、世間からは距離を置いて、自分の世界を充実させる方がよい。

 今年は、大学の卒業論文を書き、旅行を楽しみ、好きな本を読む。

 外貨と株との積み立てを継続しつつ、もう少し痩せる。  

 これで十分ですね。

 

 かつて、夏目漱石は近代的自我の苦悩を描き、遠藤周作は日本と西洋との関係性についての疑問を追究しようとしました。それぞれの作品で示された課題に解決はあるのか…と今まで思っていましたが、そうでもないようです。

 最近の小説を読むと、それぞれの課題に対する回答と思われるものが読み取れます。

 昭和世代としてはかなり衝撃です。

 でもこれからの楽しみは、明治~昭和の課題への回答が示されている小説を探すこと、読むことと自然に思えるようになりました。

 

 というわけで、今日は小さな原稿を少し書き、散歩がてら図書館へ思います。

日々雑感(納税と旅行で経済に貢献する?)

 

 というわけで、日曜日に越後湯沢に泊まり、その後八ッ場ダム周辺を経由して帰宅しました。宿も、途中立ち寄った道の駅も混んでいました。

 宿泊者はリタイア世代(のご夫婦)が多いです。道の駅の利用者も同じ。それは想定内ですが、年度初めの日曜日の宿が混んでいる・月曜日の昼間の道の駅の駐車場がほぼ満車でソフトクリームが売り切れているって、ちょっと驚きでした。

 やはりですね、夫婦でドライブ旅行に出かけることができるくらいの経済力を持ったリタイア世代・年金世代に、じゃんじゃんお金使ってもらった方がいいですね。

 コロナの時の宿泊割・今回の北陸応援割には批判も多く、ちなみに不正利用などもあって思うことも多いです。しかし、リタイアしても現役時代とそんなに変わらない経済力を維持している人々に、平日にお出かけしてお金を使ってもらうことによる効果の大きさを実感しました、はい。

 

 その前の週は、尾道・長崎・松江をぐるっと周回する6日間のドライブでした。

 こちらはですね…空いていました。道の駅も宿も人が少なかったです。その時は疑問を持たなかったのですが、今回の越後湯沢や長野県内・群馬県内で立ち寄った道の駅の混雑と比較すると…。あんなに景色のよい立地と広い敷地のある道の駅で、あれだけしか人がいない状況で商売として成り立っているのかという疑問が沸きます。

 (公金で赤字補填しているのかもですね…)

 

 調べてみるとこんな感じ

 ・東北6県(青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島)の総人口は約830万人。

 ・中国地方5県(広島・岡山・山口・鳥取・島根)の総人口は、約750万人。

 2022年の人口流出率1位は広島県。同年、宮城県は約700人弱の人口増。

 東北より中国地方の方が人口少ないんですね…。

 そういえば、中国地方5県で「人口増・出生率向上」という話はあまり聞きません。JR芸備線の赤字・廃線という話は昔からありますが、背景には中国地方の急速な人口減があるようです。そういえば、高校野球でもあんなに強かった広島や岡山から優勝校が出ないですね。最近、関東~東北の躍進が目立つのはそんな背景もあるのでしょうか??

 

 問題が起きた時、マスコミの論調は「個人の責任の追及」に進みがちです。しかし「組織の問題」と考え構造的な改善を進めた方が解決につながりやすいはず。

 人口減少も、個人や世代の責任と考える人は少なくありません。

 しかし、これも時代や価値観の変化ととらえ、社会の仕組みから改善した方がよいことは言うまでもないのですが、なかなかそういう考えにご理解をいただくことは難しかったな…としみじみ思い出しました。

 そういえば、とある地方に赴任していた時、ベテラン議員さんから「お前は学生結婚していて子供一人とは何事だ。奥さんにお仕事させているような甲斐性なしなんだな」というありがたいお言葉をいただいたことがありました(笑)。

 こういう価値観が「多数決」を支配している状況で未来に希望を持つのはなかなか難しいと思う今日この頃。

 とりあえず、納税と旅行とで稼ぎを世の中に還元していきます。 

久しぶりに越後湯沢に行く

        いつもの角度で撮影すると桜が入ってきません

 

 越後湯沢に行ってきました。

 岩原の奥の方にあるリゾートホテルで、ツイン・35㎡、バストイレ別でミニキッチン付き。先日の長崎行ではビジネスホテル利用でしたからとても豪華に感じました。価格は北陸応援割とPontaポイントを使って1泊朝食付き1人3,000円。

 

 ローカルなビジネスホテルの無料朝食には「業務スーパー食材」がずらりと並ぶことも少なくないです。しかし、今朝はなめこの味噌汁、焼きおにぎり、ねぎとろ、新潟野菜のきんぴらなどが並びます。焼き鮭もはらみ中心。魚沼産コシヒカリの白米はカレーをかけるにはもったいない。普段が玄米生活のためか、白米のおいしさが五臓六腑にしみわたります。

 

 大学時代、関越自動車道・新幹線が完成し峠越えなしで越後湯沢に行けるようになりました。それまで、サークルやゼミの合宿と言えば「河口湖」でしたが、以降「越後湯沢」が増えました。私が越後湯沢を知ったのも大学のゼミ合宿で、当時はまだ現在のようなマンションが建つ前。

 脱サラしたおじさんが、体育館やスタジオ併設の大型民宿を建てていた頃です。個人経営だったんですね。一家で移住して「夏は運動部や音楽系サークルの合宿、冬はスキー」というビジネスモデル。

 夜は蛍が普通に飛んでいて、夏でも涼しく、水がきれいで静かな場所でした。

 勉強するにはいい場所でしたね…。

 

 その後、早期退職を考え始めた40歳過ぎ、ふと思い立って越後湯沢の物件を検索し、苗場のマンションが10万円、岩原なら100万円、タワーマンションなら300万円という事実と負動産という現実も知ります。それでも、越後湯沢に一部屋持っておきたい、退職したら湯沢で暮らしたいという思いは強く、物件のチェックは欠かしませんでした。

 

 ちなみに、今回泊まったホテルも一部分譲になっています。フルリフォームして300万円くらい。ただ定住には少し狭くネットの電波が弱い。ホテル内にフリーWi-Fiはありますが、お仕事でフリーWi-Fiを使うことはできません。というわけで買いません。

 残念。

 

 松本の自宅から越後湯沢までは一般道で約180㎞×4時間。

 往路は長野市から飯山市を経由で、復路は苗場から中之条・嬬恋を経由するルートにしましたが、いずれも桜が満開でとてもよかったです。

 というわけで、4月の旅行強化週間はこれにて終了。

 散歩と仕事の日常に戻ります。

 

 

 

日々雑感(早期退職生活の幸福)

            見えにくいでが松本城です

 

 今は当たり前になった大学入試のインターネット出願が始まったのは、2008年頃からだったと記憶しています。

 インターネット出願にすれば「PCスキルとネット環境」を持っている生徒さんが出願してきます。というわけで、入学後は「レポートはワード作成・メールで提出」と指示すればOK。

 インターネット出願にすることで、スキルを持った人材を獲得することが可能になるという発想。これは就職も同じ。転職も同じ。官公庁の公募人材もネットで募集です。

 

 しかしこの発想、15年前は結構もめました。

 反対派の根拠は「公平性に欠ける」です。 

 PCは難しいという人、ネットに慣れていない人が出願できないのは公平性に欠けるというのです。いやいや、そういう人が大学に進む、企業で働くということでいいのですか? 官公庁の公募人材として採用(民間校長とか、副知事とか)していいのですか?  

とお伝えしても、頑なに反対なんですね。

 

 新人研修で何かしゃべれと言われると、こんなことを伝えていました。

 近代社会を表現する言葉に「自由・平等・博愛」があります。

 自由は、能力の高い人にとっては天国ですが、そうでない人にとっては地獄です。

 平等は、能力の高い人にとっては地獄ですが、そうでない人にとっては天国です。

 公務員は市民に対して公平に接しろ、しかし自分だけは特別に扱えという人に博愛をどのように実践するか考えてみてください。

 

 高校1年生レベルの倫理の問題ですけど、「公務員」という立場でこの問題を考え直してみようということです。

 たとえば、「若い人、優秀な人ほど地元を出てしまう、戻ってこない」という地方の課題があります。ネガティブな仮説としては「平等という価値観が人々の幸福を阻害している可能性」があります。なぜそうなるのかを考えてもらうと、「平等という価値観を正しく理解できていない」「自分に都合よく解釈して議論を封じている」「自由・平等・公平という言葉を振りかざして自己の意見を正当化しようとするのはクレーマーではないか」とか出てきます。

 

 ここから、世の中から地獄をなくすにはどうすればよいかというワークになります。

 組織を離れ、無職・フリーランスとなって経済的な不安を抱えつつ節約生活を送っている私は、世間的には地獄にいるのかもしれません。でも、個人的には天国と感じることも増えてきた今日この頃です。 

 

 

 

納税祭りが始まる

 

 昨日、年金機構から年金保険料のメールが届いていました。

 早速「ねんきんネット(HP)」を見ると、お知らせにありました。

 今年の年金保険料は「67,370円」、引き落としは今月末。

 今年の誕生月で60歳なのでそこまでの支払い額です。

 

 そのうち、年金事務所に相談に行こうと思います。

 早期退職した年、半額減免を少しの期間使いました。それも含め、まだ払えるものがあれば払ってしまおうかということ。私は民間で早期退職したので失業給付金を貰えました。しかし、失業給付金を貰えないケースもあります。そういう時、年金保険料の減免措置(全額もあり)を申請することもできます。ただ、減免すると将来の受給額が少し減ります。

 減免分の支払いをして年金を満額にと思うのですが、ま、それは年金という制度、大げさに言えば国を信頼できるか…ですね。ですから、減免や後納は個人の判断。とりあえずまず相談と思います。ちなみに65歳から受給予定です。

 

 年金保険料(月約17,000円)の支払いがなくなると、かなり楽。

 私の場合年金保険料が一番高額。ただ、その分所得控除額も減るので他の税金がどうなるのか…、そのうち試算してみようと思います。今後の選択肢には、65歳まで継続して支払うことも入れておこうと思います。

 

 そんな細かいことを考えたのは、0金利政策が終わったから。

 銀行利息が少し上がり、円安進行で為替が増えるのはよいのですが、物価上昇はさらに続くような気がします。言い換えると、商売する人にとって「適正な価格」が実現されるはず。となると、年金受給額を少しでも上げておこうか…ということ。

 ま、素人発想ですからあくまで個人の感想ということで。

 

 とりあえず、納税祭りの始まりですね。

 まずは年金、次は固定資産税と自動車税でしょう。

小説を読むことが心身の安定を導く

 

 今朝は寒さで目覚めました。やはり九州・西日本は暖かかったです。

 コーヒーを淹れ、お仕事を進めるといういつもの朝が戻ってきました。

 

 いろいろリセットできたような気がします。

 早期退職生活も5年目に入るのですが、まだまだいろいろな思い込みがあって、それに思考が縛られていることが多いことを自覚・確認できました。

 言い換えると、早期退職した今でも自分が思考停止状態であることがわかったと言えます。今回の旅では「何が自分の思考を停止させていたのか」が見えてきたようです。思考停止の要因がわかると、霧が晴れたように気持ちも頭もクリアになってきます。

 

 私にとっては、やはり小説を読むことが精神的な安定や正常な思考を導くようです。

 そういえば、現役時代の後半戦は勉強しないといけないことが増え、ビジネス書や理論書ばかり読んでいました。心身が不安定になってきたのは、小説を読む余裕がなくなってからですね。

 今回、途中で思いついて遠藤周作文学館を訪問したのは、私の本能の叫びだったのかもしれません。その結果、西海市外海町の美しい風景と出会い、小説「沈黙」の舞台を歩くことができました。

 

 というわけで、これから朝寝に戻ります。

 午後は散歩して昼寝。

 今日はハンドルは触りません。